労災事故にあったときの手続きの流れ
一人親方労災保険に加入をしておけば、万が一のことがあっても安心というもの。
では、実際に労災事故があったらどうすればいいのでしょうか。
労災事故に不幸にも遭ってしまったならば、まずは病院に運ばれることでしょう。
その病院の窓口で労災事故であることを伝えたうえで、一人親方労災保険に加入すると発行される「一人親方労災保険加入証」というのを提示しておいてください。
その上で診察を受けるようにしましょう。
もしそのとき、加入者に意識がないとしても、現場の責任者であれば加入者が一人親方労災保険の加入者と言うことは分かっているはずです。
そのときには、責任者が対応をしてくれるはずです。
治療を受けたならば、医療費を支払うことになるのですが、どの医療機関で治療を受けたかによって対応が異なります。
労災指定病院で治療を受けた場合には、支払は不要となりますが、後日労災の申請書を医療機関に提出をしなければなりません。
労災指定病院でない医療機関で治療を受けた場合には、全額自己負担となりますが安心してください。
労災申請書を後日提出することによって、全額戻ってきます。
ちなみに、この労災申請書ですが、加入している一人親方労災保険の組合に連絡をすることが必要となります。
連絡を受けた組合は、具体的な事故の状況を聞いてきます。
労災指定病院以外の医療機関で治療を受けた場合には、様式7号と言う労災申請書を渡されますので、それを管轄している労働基準監督署に提出をします。