加入できる職種の範囲はとても広い
一人親方労災保険に加入できる資格としては、まず労働者を使用していないという点が挙げられます。ここで労働者を使用していないというのは、労働者を使用して仕事に従事している期間が年間100日未満ということです。労働者を雇っていても状況によっては一人親方となる場合があることに注意しましょう。
一人親方は個人事業主であるか法人の代表者であるかを区別しません。どちらも一人親方という扱いになります。雇用関係が成立していなければ一人親方として仕事をしているということです。具体例としては、会社に所属せず仕事を受注している場合、会社に所属していても会社とは請負契約で仕事をしている場合も一人親方になります。
建設業で働く人は一人親方労災保険に神奈川で加入します。
また雇用関係がなく、数人でチームを組んで仕事をしている場合もそれぞれが一人親方です。建設業に多い見習いも、見習いに入っている先とは雇用関係が成立しないので一人親方、さらに一人親方のもと家族が仕事を手伝っている場合、雇用関係はないので家族も一人親方に含まれます。
建設業には土木、建築をはじめとして、配管や塗装などたくさんの職種が存在します。サービス業になる設計などを除き、建設工事に関わって危険が生じる可能性のある職種はほとんどが一人親方労災保険に加入することが可能です。実際に一人親方労災保険に加入できるかどうかは組合に問い合わせることで簡単に知ることができます。加入できる職種の範囲はとても広いので、入れるかどうか分からないという人も一度問い合わせをしてみるとよいでしょう。