悩める一人親方労災保険のプランニング
一人親方労災保険に入ろうと決断しても、その後に迷うのはどの程度をしはらうプランに加入するかだと思います。
治療や埋葬料、介護補償給付なども大事ですが、身近に気になるのは休業補償給付でしょう。
ようするに大事への保証は当たり前として、怪我などで入院している間の収入がどうなるかという事です。
医療費がどれだけ安くなっても、月の収入が目減りしてしまっては、不安でしょうがないからです。
そういった意味で私が一人親方であり労災保険にはいるべき家族にすすめたのは、一日8000円は保証してくれるプランです。
これが3000円や4000円では、1日の収入として少なすぎると感じたからです。
ところがこれをすすめた当の本人は、月々の支払いが大変すぎるとしぶっており、結局のところ私が半分だけ出す事にしました。
彼は少々楽観的なところがあるのですが、私はじぶんでいうのもなんですが心配性であるため、我慢ができなかったためです。
基本建設業などは手作業が当たり前ですし、デスクワークと比べたら起こる危険のレベルも発生率も段違いなのは明白です。
どんなプロだって、自身を過信してしまう時はありますし、そうでなくても外部からの要因で想定しきれない被害だってあるかもしれません。
そういう意味では、私的には一人親方であってもしっかり労災保険に入っておくべきだと思います。
ちなみに、労災保険に加入した彼は、今のところ大きな怪我はしていませんが、ごく親しい友人で大怪我をした人間が最近居たそうで、「もし自分だったらと思うと怖かった。保険をすすめてくれてありがとう」と言ってくれ、その後は保険料を自分で全て払うようになりました。