一人親方労災保険の給付内容
一人親方が一人親方労災保険に加入することによって、本人はもちろんのこと、一人親方を迎え入れる作業現場も安心して契約をすることができます。
一人親方にとって、一人親方労災保険の関心事の1つは、どのような給付がなされるのかについてです。
まずは「療養給付」です。
これは、業務上の病気や怪我などによって病院で治療を受けたときに給付されるものです。
具体的な給付内容は、治療にかかる医療費の全額が給付されますので、安心して治療を受けることができます。
次に「休業給付」です。
これは、業務上の怪我や病気などによって休業しなければならないときに給付されます。
具体的な給付内容は、1日につき給付基礎日額の80パーセント分が支給されますので、あわてて復職してかえって怪我や病気を悪化させる心配もありません。
「遺族給付」と言うのもあります。
これは、業務上の病気や怪我で不幸にも死亡してしまったときが対象となります。
支払われるのはもちろん本人ではなく、遺族となります。
支給される金額は、遺族が何人いるかによって異なり、妻は一生受け取ることが出来ますが、子供は18歳までしか受け取ることが出来ません。
そして「埋葬料」も一人親方労災保険から給付されます。
これは、加入者が業務上の怪我や病気で亡くなった場合、その葬儀を行った人に対して給付されます。
遺族外の人が葬儀を行った場合にも請求できますので安心してください。
以上のように、一人親方労災保険は非常に手厚い補償となっております。