一人親方労災保険で安心安全

一人親方労災保険で安心安全を手に入れませんか?大切な人をしっかりと守るために、後悔してからでは遅いですよ。

一人親方労災保険と給付基礎日額

労災保険の休業補償給付額の基礎になるのが給付基礎日額です。通常の労災保険では賃金に応じて保険料が決定されますので、給付基礎日額も自動的に決定され加入者が特別な手続きをする必要は生じません。建設業でも同様で、一般労働者に関しては給付基礎日額は自動で決定されます。

この給付基礎日額の決定は、一人親方労災保険への特別加入では少し異なった手続きを経ることになります。一人親方の賃金は個人によってさまざまなので、通常の給付基礎日額の決定のように平均賃金で算出することは不適当です。そのため、一人親方労災保険へ特別加入する際には、給付基礎日額の選択肢が多く用意されており、そのなかから任意の金額を選んで加入をすることになっています。

万が一労災に遭ったときの給付額はこの給付基礎日額によって決定されるので、高い金額を選んでおいたほうが補償給付の金額は上がります。しかし、高い金額を選ぶとその分支払わなければいけない保険料の金額も上がってしまうのです。そのため、実際の自分が受け取る賃金と同額に近い給付基礎日額を選択するのが一般的です。こうすれば労災に遭っても受け取れたはずの賃金に近い額の給付を受けることができますし、保険料の負担も収入に対して過剰にはならないからです。

この給付基礎日額や保険料の額はどの組合を選んでも違いはありません。そのため、特別加入する組合を選ぶ基準は、保険料以外の入会金や組合費、その他のサポート体制ということになるでしょう。